ワイキキのコンドは、本当に高いのか

この便りは、こんな方に書いています

家族や夫婦でハワイへ行かれる方、ホテルも検討したけれど滞在費は抑えたい方、バケーションレンタルという選択肢が気になってはいるものの、使ったことがなくて一歩を踏み出せずにいる方に、この便りを書いています。写真は良く見えるけれど、実物は違うのではないか。スタジオ(0BR・4名)と聞いて、狭くて窮屈なのではないか。ワイキキのど真ん中は、夜うるさいのではないか。そう思われたまま、確かめる前に候補から外してしまう方を、私はこれまで何度も見てきました。この便りは、その手前で立ち止まっている方に向けて書いています。

  • 写真は良く見えるのに、実物は違うのではないかと思われたことはありませんか。掲載写真の角度や光の入り方で、部屋は実際より広く、あるいは狭く見えることがあります。だからこそ私は、7年分の記録と、実際の暮らし方をこの便りで包み隠さずお伝えします。写真だけで判断しないでいただきたいのです。
  • スタジオ(0BR・4名)と聞いて、家族4人で本当に窮屈にならないか、心配になられたことはありませんか。部屋の使い方、荷物の置き場所、寝る場所の分け方まで、実際に泊まった暮らしの形として、この後お伝えしていきます。数字だけでは分からないことを、言葉にして残しておきたいのです。
  • ワイキキのど真ん中は、夜うるさいのではないかと思われたことはありませんか。通り沿いの喧騒を想像されるのは、無理もないことです。けれど、部屋がどこにあるか、何階にあるかで、夜の静けさはまるで違ってきます。そのことも、順を追ってお伝えしていきます。
  • ホテルとバケーションレンタル、どちらが自分たちに合っているのか、比べる基準が分からずに迷われたことはありませんか。旅行サイトの金額を並べるだけでは、見えてこないものがあります。この便りは、その基準そのものを、一緒に確かめていくためのものです。
  • バケーションレンタルは気になっているけれど、使ったことがないから不安だ、と思われたことはありませんか。初めての選択には、いつも確かめる手間がかかります。だからこそ私は、7年間の記録という形で、その手間の一部を先に済ませておきました。予約画面を開いては閉じ、また開く。そんな一進一退を、代わりに私が済ませておいた、と思っていただければと思います。
  • 家族や夫婦でハワイへ行くなら、限られた滞在費をどこに使うべきか、迷われたことはありませんか。部屋そのものにかけるお金と、旅先で過ごす時間にかけるお金は、本来別のものです。その振り分け方を、この便りでお伝えしていきます。宿にかける分を少し減らして、現地でしか味わえない時間に回す。そんな配分を、旅の前に一度描いてみていただきたいのです。
  • 「安いところは何か理由があるのでは」と、値段の安さそのものに不安を感じられたことはありませんか。理由があるのは事実ですが、それは部屋の質が落ちることではありません。値付けの仕組みそのものを、この後で明らかにしていきます。安さの理由を知らないまま選ぶのと、知ったうえで選ぶのとでは、旅立つ前の気持ちの軽さがまるで違います。
  • 何を基準に部屋を選べばいいのか分からず、写真と口コミだけで決めかねたことはありませんか。基準がないまま比べると、目に入った数字だけで判断してしまいがちです。この便りは、その基準を一つずつ言葉にしていきます。何枚もの写真を行ったり来たりして、決め手を探し続けている時間を、この便りが少しでも短くできればと思います。
  • 滞在費は抑えたいけれど、旅の質は落としたくない、と思われたことはありませんか。その両立は、部屋の選び方ひとつで、実現できることがあります。順を追ってお話ししていきます。節約したはずなのに我慢ばかりが増えていた、という過去の旅の記憶がある方にこそ、読んでいただきたい話です。海外で財布の紐を締めすぎて、食べたいものを一つ諦めた、あの後悔を繰り返したくない方に向けて、この続きを書いていきます。
  • 初めての土地で、初めての宿の形を選ぶことに、迷いを感じられたことはありませんか。迷いがあるのは当然のことです。私にとっても、海外の不動産を買うのはこの部屋が初めてでした。国内で長く不動産を持ってきた私でも、勝手の違う契約書を前に、一つずつ確かめながら進むしかありませんでした。初めてのことに時間がかかるのは、当たり前のことです。その分かりにくさを、少しでも先に取り除いておきたくて、この便りを書いています。

その不安は、正しい感覚です

写真だけを見て、実物との差を疑う。0BR・4名という表記だけを見て、寝る場所を思い浮かべられずに不安になる。ワイキキという地名だけを見て、通りの喧騒を想像する。そして、金額の並びだけを見て、「高いのでは」と思ったまま、確かめる前にそこで止まってしまう——このお気持ちを、私はよく分かっているつもりです。何も間違ってはいません。分かる材料が、まだ手元にないだけなのです。

  • 「これ、本当に写真通りなんだろうか」——予約ボタンを押す指が、そこで止まってしまう。誰にでもある感覚です。特に海外の物件は、確かめに行くこともできません。その不安を抱えたまま決めることの心細さを、私は理解しています。画面の中の部屋と、実際に足を踏み入れる部屋が同じかどうか、確かめる手立てがないまま、指だけが宙で止まっている。そんな瞬間です。
  • 「4名で泊まれるとは書いてあるけれど、実際どう寝るんだろう」——間取り図だけでは、荷物を広げた後の部屋の様子までは想像しきれません。そのまま候補から外してしまうのは、もったいないことです。スーツケースを広げ、子どもたちの荷物も置いて、それでも歩く場所が残っているか。そこまで想像しようとして、手が止まってしまう方もいます。
  • 「ワイキキのど真ん中って、夜中まで賑やかなんじゃないか」——旅行者の声や車の音を想像して、眠れないのではと心配になる。静かに過ごしたいご家族ほど、その不安は大きくなります。せっかくの旅先で、寝不足のまま観光に出ることになったら、という想像が、予約の決め手を鈍らせます。窓の外を通り過ぎる観光客の話し声を想像しながら、耳栓を用意しておくべきかと真剣に悩む方もいらっしゃいます。
  • 金額を見て「思ったより高い」と感じた瞬間、そこで検討そのものが止まってしまう。悪い部屋だからではなく、比べ方が分からないまま数字だけを見てしまうからです。画面をそっと閉じて、次の候補へ移ってしまう。その一瞬の判断が、実は比べ方の問題だったと気づく方は多くありません。もう一度その画面を開き直すことがあれば、まずは並べ方そのものを疑ってみていただきたいのです。
  • 「口コミは良いことしか書いていないのでは」——実際に泊まった人の言葉すら、素直に受け取れないほど、慎重になられている方もいらっしゃいます。それだけ、失敗したくないという思いが強いのだと思います。星の数だけを眺めて、文章はほとんど読まずにページを閉じてしまう。そんな読み方をされる方も少なくありません。
  • 家族旅行は、そう何度もあるものではありません。だからこそ、宿選びで失敗したくないという思いが、他の旅行以上に強く働きます。子どもが小さいうちの一度きりの旅かもしれない、という思いが、選び方をいつもより慎重にさせます。写真アルバムに残る一枚のために、宿選びだけは妥協したくないという気持ちが、他の準備よりも時間をかけさせます。
  • バケーションレンタルという言葉自体に、まだ馴染みがなく、勝手が分からないことへの漠然とした不安を感じられる方もいます。ホテルなら分かる。けれど、それ以外は未知数だ、という感覚です。チェックインの仕方も、鍵の受け取り方も、想像がつかないまま予約するのは、誰にとっても心細いことです。空港に着いてから鍵の受け取り方が分からず、立ち尽くす自分を想像して、予約を後回しにしてしまう方もいます。
  • 誰かに管理されていない部屋に泊まることへの、言葉にしにくい心細さもあるかもしれません。何かあったときに、誰に頼ればいいのか分からない、という不安です。夜中に何か困ったとき、フロントに降りれば誰かがいる、という安心感が無いことに、初めて気づかれる方もいます。普段は意識しない小さな安心が、ホテルという形には備わっていたのだと、比べて初めて気づかれるのです。
  • 滞在費を抑えたいという気持ちと、失敗はしたくないという気持ちは、しばしば綱引きになります。安さだけを追えば不安が増し、安心だけを追えば予算が膨らむ。その狭間で迷われる方を、何人も見てきました。安い候補と、安心できそうな候補を、何度も画面で見比べては、結局どちらも選べずに一日が終わる。そんなご相談を、よくいただきます。
  • こうした一つひとつの小さな不安が重なって、「やっぱりホテルにしておこう」という結論に、静かに落ち着いていく。それは判断ミスではなく、材料が足りないまま決めた結果に過ぎません。比べる材料さえあれば違う結論になったかもしれない選択が、静かに、何度も繰り返されています。その繰り返しを少しでも減らせたらと思い、私はこの便りで、比べるための材料を一つずつ置いていきます。

「高い」という思い込みを、もう一度確かめてみませんか

「ワイキキのコンドは高い」——そう思われるのは当然です。旅行サイトに金額を並べれば、そう見えることがあります。けれど、その並べ方そのものを、一度疑ってみていただきたいのです。パシフィックモナークは、カラカウア通りに大型ホテルが並ぶ一角の、すぐ裏手にあります。ビーチまでは2ブロック。朝、海まで歩く距離は、通り沿いに泊まった場合とほとんど変わりません。それでいて、部屋代はワイキキのホテルの相場より下に出ています。値付けは私がしているのではなく、管理会社の仕組みが自動で市場に合わせて動かしており、今年の7月は前年より1割以上下がりました。

  • 「裏手」と聞くと、不便な場所を思い浮かべられるかもしれません。けれど実際は、大型ホテルが並ぶ一角のすぐ後ろで、ビーチまでは2ブロック。歩く距離は、通り沿いに泊まった場合とほとんど変わりません。サンダルをつっかけて外に出て、信号を一つ二つ渡れば、もう波の音が聞こえてくる距離です。地図上の直線距離ではなく、実際に歩いた足の感覚で、その近さを確かめていただきたいのです。
  • 「安いところは立地が悪いのでは」という見方は、多くの場合正しいものです。ただ、この物件については、立地そのものが理由で安いわけではありません。値付けの仕組みが違うのです。地図の上でホテル街のすぐ後ろに位置していることを確かめれば、立地への疑いは自然と晴れていきます。地図アプリでピンを立てて、ホテル街との位置関係を自分の目で確かめてみるだけでも、印象は変わってきます。
  • 値段は、私が決めているわけではありません。管理会社の仕組みが、市場の動きに合わせて自動で日々調整しています。今年の7月は、前年より1割以上下がりました。毎月届く明細を開くたびに、私自身、前の月との違いを確かめる習慣がついています。数字が上下するたびに、その理由を自分なりに読み解こうとする作業が、毎月の小さな習慣になっています。
  • 「値段が動く」と聞くと不安に思われるかもしれません。けれど市場に合わせて動くということは、割高な時期に高値で固定されることもない、ということでもあります。相場が落ち着いている時期には、その落ち着きがそのまま反映される仕組みです。旅行時期を選べる方であれば、相場が落ち着いている時期を狙って予約するという選び方もできます。
  • 31階という高さは、価格には表れにくい価値です。低層階に比べて通りの音が届きにくく、バルコニーを開けても賑やかさを感じにくい。静けさを求める方にこそ意味のある高さです。窓を開けて外の気配に耳を澄ませても、車の音より先に、風の音のほうが聞こえてくる高さです。夕方、バルコニーに椅子を出して座っても、下の通りの喧騒はほとんど気にならない高さです。
  • 「ワイキキのど真ん中は夜うるさいのでは」という心配は、通り沿いの低い階を思い浮かべた場合には、当たっていることもあります。ただ、この部屋は31階です。高さが、その心配への一つの答えになります。ベッドに入ってから、外の音を気にせずに目を閉じられるかどうかは、階数ひとつで大きく変わります。同じ立地でも低層階と31階とでは、夜の過ごし方そのものが違ってくることを、実感として知っています。
  • 買ったあと、私はこの部屋をフル改装しました。仕上がりを確かめるために、自分で何度も泊まっています。人に貸す部屋を、まず自分が使ってみる。寝てみて、朝を迎えてみて、初めて分かることがあるからです。そして泊まるたびに周りを歩き、見つけた店やビーチまでの道のりを、そのつどブログに書き留めてきました。誰かから聞いた話ではなく、自分の足で歩いた記録です。
  • 「オーナーが現地に住んでいないと、管理が行き届かないのでは」という不安もよく伺います。私自身が毎月の明細に目を通し、7年分の記録を積み重ねているのは、そのためです。遠く離れていても、数字と記録を通して部屋の状態を把握し続ける。それが、私なりの管理の形です。何か変化があれば、数字がまず教えてくれる。だからこそ、離れていても異変に気づける仕組みを保っています。
  • 金額だけを並べて高いと判断してしまうのは、比べ方を知らないからであって、判断力が足りないからではありません。誰でも、材料がなければ同じように見えます。一歩踏み込んで背景を確かめる手間さえかければ、見え方は大きく変わっていきます。並んだ数字の背景まで確かめてから判断する人は、実はそれほど多くありません。
  • 「高いのでは」という第一印象は、間違っているわけではありません。ただ、その印象を作っている条件そのものが、実は思われているものと違う、ということがあるのです。一度立ち止まって条件を確かめ直すだけで、見え方がまったく変わることがあります。その一度の確認が、旅の予算そのものを見直すきっかけになることもあります。

数字の見た目と、実際に払う額は別です

数字だけを並べると、コンドのほうが高く見えることがあります。けれど、比べるべきは金額そのものではなく、実際に払う額です。31階の部屋には、ホテルには無いミニキッチンがあります。近くのスーパーやドン・キホーテでお肉を買ってきて、その場で焼くことができます。ハワイの外食は安くなく、そのたびにチップも要ります。三食を四日、五日と重ねれば、それは部屋代に劣らない額になっていきます。ハワイ州DBEDTの「February 2026 Hawai’i Vacation Rental Performance Report」によれば、ワイキキのバケーションレンタルのADRは360.29ドル、稼働率は67.2%。オアフのホテルのADRは279ドル、稼働率は78.9%です。数字だけ見れば、コンドのほうが高く見えます。しかし同レポート自身が、バケーションレンタルの価格は清掃料やサービス料を含んだ総額であり、ホテルのADRは室料のみだと注記しています。泊まれる人数も、バケーションレンタルのほうが多い。数字の見た目と、実際に払う額は、別のものなのです。

  • ミニキッチンがあるというのは、単なる設備の話ではありません。朝、コーヒーを自分で淹れられる。それだけで、一日の始まり方が変わります。まだ静かな部屋の中で、お湯が沸く音を聞きながら過ごす数分間は、慌ただしい朝とはまるで違う時間になります。ホテルのロビーで並んで待つ代わりに、自分のペースで一日を始められるという、小さな自由です。
  • 近くのスーパーやドン・キホーテで、お肉や食材を買ってきて、その場で焼くことができます。外に出て探し回らなくても、食事の選択肢が手元にある安心感です。買い物袋を提げて部屋に戻り、フライパンの音を聞きながら夕食の支度をする。そんな旅の一場面が生まれます。レジ袋の中身をキッチンの上に広げるところから、その日の夕食作りが始まります。
  • ハワイの外食は、決して安くありません。そこに毎回チップが加わります。一食ごとは小さくても、積み重ねれば見過ごせない額になっていきます。レシートを見るたびに、思っていたより多く払っていたと気づく瞬間が、旅の間に何度も訪れます。財布から現金を数えて渡すたびに、その積み重なりを実感される方も少なくありません。
  • 三食を四日、五日と外食で重ねた場合と、その一部を自炊に置き換えた場合とでは、旅の終わりに残る金額が変わってきます。帰りの空港で財布の中身を数えたとき、その差にふと気づかれる方もいます。その差は、旅の最後に振り返って初めて実感として現れてくるものです。旅の途中では気づきにくいからこそ、あらかじめ知っておく価値があります。
  • ハワイ州DBEDTの公表データでは、ワイキキのバケーションレンタルのADRは360.29ドル、稼働率は67.2%となっています。旅行サイトの画面を離れて、こうした公的な資料に一度目を通してみると、見え方が変わってきます。旅行サイトの並びだけを見ていたときには気づかなかった前提が、そこに書かれています。
  • 同じ資料で、オアフのホテルのADRは279ドル、稼働率は78.9%です。数字だけ見比べれば、バケーションレンタルのほうが高く見えます。並べた二つの数字を前に、多くの方がまずそこで結論を出しそうになります。けれど、その結論を出す前に、もう一歩だけ資料を読み進めていただきたいのです。並んだ二つの数字は、まだ話の途中に過ぎません。
  • けれど、そのレポート自身が注記しています。バケーションレンタルの価格は清掃料やサービス料を含んだ総額であり、ホテルのADRは室料のみだと。注記の小さな一文にこそ、比較の前提を左右する情報が書かれています。見出しの数字だけを追っていると、この一文を読み飛ばしてしまいがちです。小さな注記の文字にこそ、目を留めていただきたいのです。
  • 同じ注記の中で、バケーションレンタルはホテルより多い人数を泊められるとも記されています。1人あたりで考えれば、差はさらに縮まります。家族の人数で割ってみると、最初に見た数字の印象がそのまま当てはまらないことに気づきます。一人あたりで割り直すという、たった一つの作業が、比較の結果を変えてしまいます。
  • 「総額」と「室料のみ」を同じ土俵で比べてしまうと、見えるはずのものが見えなくなります。並べる前に、何と何を並べているのかを確かめることが必要です。レシートの内訳を一つずつ確かめるように、数字の中身にも目を向けていただきたいのです。同じ「金額」という言葉の中に、まったく違うものが入っていることがあるのです。
  • 数字の見た目だけで判断するのではなく、実際に払う額で判断する。その基準に立ったとき、初めて公平な比較になります。旅から帰ったあとに残る金額で振り返れば、旅行サイトの一行だけでは見えなかった答えが見えてきます。その答えは、決めた瞬間ではなく、旅を終えてから初めて確かめられるものかもしれません。だからこそ、予約の前に一度、この基準を知っておいていただきたいのです。
  • ミニキッチンには、コーヒーメーカーとケトルが備わっています。朝いちばんに湯を沸かして、自分の淹れた一杯から一日を始められます。ロビーへ降りる必要も、列に並ぶ必要もありません。旅先の朝が、自宅の朝の続きのように始まります。
  • フライパンと鍋があります。買ってきたお肉をその場で焼き、湯を沸かして麺を茹でることができます。「キッチンがある」と書かれていても道具が無い部屋は珍しくありませんが、ここでは調理器具を買い足す必要がありません。
  • 食器も揃っています。皿もカップも部屋にあるので、テイクアウトを買ってきても、紙容器のまま食べずに済みます。バルコニーのテーブルに並べれば、それだけで一食が旅の時間になります。

旅の終わりに、余白が残るという選び方

自炊で浮いた分は、お土産やアクティビティに回すことができます。予定していた予算の中で、もう一つ買い物を増やせる。もう一つ、体験を増やせる。旅の終わりに、使い切れなかった余裕が残っている——そんな旅の形を、思い描いていただきたいのです。バルコニーの向こうにダイヤモンドヘッドが見え、朝の空気の中で一杯のコーヒーを飲む。夜は静かな31階の部屋で、家族の一日を振り返る。宿は、旅の背景ではなく、旅の一部になります。

  • 建物の1階には、おむすび屋「いやすめ」があります。朝、外に探しに出かけなくても、すぐそこで温かいおむすびが買えます。エレベーターを降りてすぐの場所に湯気の匂いがあるという、旅先ではなかなか味わえない気楽さです。着いたその日の夜でも、荷物を置いてすぐに温かい食事を用意できるという安心感につながります。
  • その向かいには、アヒ丼の店「マグロスポット」があります。ハワイらしい一皿を、部屋に持ち帰ってゆっくり味わうこともできます。混み合う観光客の列に並ばずに、バルコニーで潮風を感じながら食べる、という選び方もできます。テーブルに広げたパックの蓋を開ける瞬間から、部屋の中にもハワイの匂いが広がります。醤油の香りが漂う数分間も、旅の記憶の一部になります。
  • ビーチ側の1階には、かつての名店「Me・BAR-B-Q(ミーバーベキュー)」が復活しています。がっつり食べたい日の選択肢にもなります。歩いて出かけた先で香ばしい匂いに迎えられ、そのまま部屋へ持ち帰るという流れが、無理なく作れます。香ばしい匂いを部屋まで運んでくるだけで、その日の夕食はもう決まったようなものです。
  • これらのお店は、いずれもテイクアウトが充実しています。買って、部屋で、自分たちのペースで食べる。並んで待つ時間も、少なく済みます。子どもがぐずり始める前に食事を済ませられる、という安心感にもつながります。レストランの予約や順番待ちに時間を取られない分、次の予定に気持ちよく移れます。旅の一日は限られているからこそ、この小さな時短が積み重なっていきます。
  • 外食に使うはずだった分の一部が浮けば、その分をお土産に回すことができます。帰ってから渡す相手の顔を思い浮かべながら選ぶ、もう一つの買い物です。予算を気にせずお店の棚をゆっくり眺められる時間そのものが、旅の楽しみの一つになります。値札を気にしながら選ぶのではなく、渡す相手を思い浮かべながら選べる時間そのものが贅沢です。
  • アクティビティにも回せます。もう一つツアーに参加する、もう一つ体験を増やす。そうした余裕は、部屋を選んだ時点で生まれています。当日になって「今回はやめておこうか」と諦めていた予定を、迷わず追加できるようになります。その場での判断が変わるだけで、旅の記憶に残る体験の数も変わってきます。迷いが背中を押される側に傾くだけで、旅の景色は少し広がります。
  • 子どもたちが部屋で自由に過ごせる時間があることも、家族旅行では小さくない安心材料です。毎食外に出る必要がないというだけで、一日の組み立て方が変わります。疲れた日は無理に外出せず、部屋でゆっくり過ごすという選択肢も、いつでも取れます。無理に予定を詰め込まず、疲れの度合いに合わせて一日の形を選べる余裕があります。
  • 静かな31階の夜は、旅の疲れをきちんと休められる時間になります。翌日の予定にも、余裕が生まれます。カーテンを開けたまま眠っても、外の光と静けさだけがそっと部屋に届く、という夜を過ごせます。眠りの質がそのまま翌日の体力に直結するからこそ、この静けさは旅の満足度を左右します。朝、無理に早起きしなくても、自然に目が覚める静かな朝を迎えられます。
  • 朝、バルコニーからダイヤモンドヘッドを眺めながら過ごす数分間は、写真では伝えきれない時間です。まだ人の少ない朝の空気の中、湯気の立つ一杯を手に、遠くの稜線をぼんやり眺める。そんな数分間です。その日の予定を頭の中で組み立てながら過ごす、静かで、少しぜいたくな時間です。急かされることなく、自分たちのペースで一日を始められます。
  • 旅の終わりに、予算にも心にも、少しの余白が残っている。そんな旅の形を、この部屋で試していただけたらと思います。財布の中身にも、気持ちの中にも、まだ余裕が残っている状態で帰路につく。そんな旅の終わり方を、思い描いていただければと思います。使い切らなかった予算は、次の旅への楽しみとして、そのまま持ち帰ることもできます。

手に入るものを、改めてまとめます

  • カラカウア通りに大型ホテルが並ぶ一角の裏手、ビーチまで2ブロックという立地
  • 部屋代はワイキキのホテルの相場より下に出ていること
  • 値付けは管理会社の仕組みが自動で市場に合わせて動いていること
  • 31階という高さによる静けさ
  • オーナー自身が7年間ハワイに通い、記録を残していること
  • ホテルには無いミニキッチン
  • 近くのスーパーやドン・キホーテでの買い物のしやすさ
  • ハワイ州DBEDTのデータに基づいた、実際に払う額での比較の視点
  • 建物1階のおむすび屋「いやすめ」
  • 向かいのアヒ丼店「マグロスポット」
  • ビーチ側の「Me・BAR-B-Q」
  • 充実したテイクアウトで、部屋で食事ができること
  • 自炊で浮いた分をお土産やアクティビティに回せること
  • 静かな31階の夜と、バルコニーからのダイヤモンドヘッドの眺め
  • 最大4名まで泊まれるスタジオという部屋の形

あとは、確かめていただくだけです

ここまでお伝えしてきたことに、新しく付け加えることはありません。あとは、実際にご覧いただくのが、いちばん早い確かめ方だと思います。宿泊のご相談は、いつでもお気軽にお問い合わせください。お問い合わせをいただいた後は、日程やご人数を伺いながら、空室の状況と合わせてご案内いたします。写真だけでは伝わらないことも、やり取りの中でできる限りお答えしていきます。

追伸

この便りを書こうと思ったのは、「高いのでは」と思われたまま、一度も声をかけていただけないまま候補から外れていく方が、思いのほか多いと知ったからです。

この部屋は、買ったあとにフル改装しました。仕上がりを確かめるために、自分で何度も泊まっています。人に貸す部屋を、まず自分が使ってみる。寝てみて、朝を迎えてみて、初めて分かることがあるからです。泊まるたびに周りを歩き、見つけた店やビーチまでの道のりを書き留めてきました。そうやって手をかけた部屋が、金額の一行だけを見て候補から外れていく。それが、いちばん惜しいのです。

旅先の宿は、我慢して選ぶものではありません。選び方さえ分かれば、無理をせずに選べます。滞在費を抑えることと、安心して過ごすことは、両立します。私はそれを、自分の部屋で確かめてきました。

高いのでは、と立ち止まっているその足を、もう半歩だけ、こちらに進めてみてください。