パシフィックモナークは、カラカウア通りに大型ホテルが並ぶ一角の、すぐ裏手にあります。ビーチまでは2ブロック。朝、海まで歩く距離は、通り沿いに泊まった場合とほとんど変わりません。それでいて、私が毎月受け取る明細に並ぶ金額は、ワイキキのホテルの相場より下に出ています。値付けは私がしているのではありません。管理会社の仕組みが自動で市場に合わせて動かしており、今年の7月は前年より1割以上下がりました。
単価と年間の売上は、別に動きます
一泊あたりの金額が下がったからといって、物件の実績そのものが落ちているわけではありません。今年1月から7月までの室料の合計は、前年の同じ期間より12.2%増えています。単価は下がり、年間の合計は上がる。この二つは別々に動くものです。管理会社の仕組みは、その時々の需要に応じて一泊あたりの数字を細かく調整しており、月によっては前年より高くなることもあれば、今回のように下がることもあります。年間を通して見たときの実績とは、必ずしも一致しません。
部屋代は、私の裁量ではなく、この仕組みによって決まっています。だからこそ、ホテルの相場より下に出ている今の数字も、偶然ではありません。旅行の計画を立てる時期によって、見える金額が違って見えるのは、そのためです。
