宿の写真と実物の違いを、予約の前に見抜く方法

宿の写真と実物の違いを、予約の前に見抜く方法

写真に映らない所。

宿の写真は、どれも良く見えます。だから、実物は違うのではないか、と疑う方がいます。その疑いは、正しい感覚です。写真は、いちばん良い角度と光で撮られている、と考えるのが自然だからです。けれど、疑うだけでは、予約の画面の前で、指が止まるだけです。私の結論はこうです。写真と実物の違いは、予約の前に、かなりの部分まで見抜けます。ただし、見るのは、写真そのものではなく、写真に映っていないものです。それを探す手順を、私自身の失敗と、泊まった方の声から、順に確かめていきます。

ハワイで、たまたま高層階の物件を見つけました。その部屋は、建物自体が古く、特に水回りのシャワーが汚れていました。自分が泊まりたい部屋ではありませんでした。それでも、泊まって好きになった景色があります。一面のガラス窓から見える、ダイヤモンドヘッドと海です。確かに、写真に映るのは、景色のほうです。しかし、シャワーまわりの汚れは、宿の写真に、いちばん映したくない部分です。だから私は、この部屋を、自分が泊まりたい部屋に、全部変えました。写真に映らないものが、部屋の値打ちを決めることがあります。

写真と実物の差を、統計で測った資料は、私は確認できていません。実例を挙げます。Ali’i Beach Rentals の掲載ページには、宿泊者の声が載っています。私が言い換えて紹介します。写真より実物のほうが良かった、という声が、繰り返し出てきます。一方で、低い点をつけた方の声も、同じページに載っています。さらに、泊まった方が自分で撮った動画も、公開されています。部屋の扉の番号札が映っていて、写真と同じ部屋かどうかを、自分の目で確かめられます。

宿の写真と実物の違いは、写真に映っていないものを探すと、予約の前に見抜けます。水回りの写真があるかを見る。口コミは、点数ではなく、理由まで読む。低い点の声を、先に読む。泊まった方が撮った動画で、同じ部屋かどうかを確かめる。この手順で、写真の外側が見えてきます。疑うことをやめる必要は、ありません。疑いを、確かめる手順に変えるだけです。写真は、疑うものではなく、足りない部分を探すためのものだと、私は考えます。良い声も、そうでない声も、同じ場所に載っている宿を選ぶと、判断が楽になります。