部屋代の外側。
ハワイの旅の費用を考えるとき、まず見るのは、宿の料金です。食費は、あとから考えるもの、という方が多いのではないでしょうか。宿の料金は、見えやすい数字です。食費は、見えにくい数字です。その差は、旅が長くなるほど、目立ちます。しかし、宿の料金の外側に、宿の選び方で変わる費用があります。それが、食費です。私の結論はこうです。ハワイの食費は、部屋に台所があるかどうかで、かかり方が変わります。部屋代を比べるときは、食事の分まで含めて考えたほうが、旅の総額に近づけます。
工事の確認や、ほかの物件の調査で、ワイキキに長く滞在したことがあります。長期滞在になると、外食費が高くなりました。外食には、チップも必要です。確かに、外食は旅の楽しみです。しかし、毎食となれば話は別でした。そこで、持ち帰りに切り替えました。持ち帰りなら、チップは要りません。さらに、ドン・キホーテで肉を買い、部屋のミニキッチンで焼きました。ミニキッチンは、意外に使えました。長期滞在では、この差が、毎日、積み重なっていきました。とても経済的だと気づいて、私は、その工夫を、ブログにまとめていました。
ハワイの食費を、泊まる部屋のタイプ別に比べた公的な統計は、私は確認できていません。確認できる材料を挙げます。ハワイ州経済開発観光局の2026年2月の報告書は、バケーションレンタルの料金を、清掃料やサービス料を含む総額で示しています。含まれるのは、そこまでです。食費は、宿の料金の統計には入っていません。また、Ali’i Beach Rentals の掲載によると、31階の部屋の台所には、ホットプレート、電子レンジ、小型冷蔵庫、炊飯器などがあります。泊まった方も、台所の道具が充実していた、と書いています。
ハワイの食費は、泊まる部屋で変わります。台所がなければ、食事は外で済ませることになり、チップを含めて、外食費が積み重なります。台所があれば、持ち帰りや、部屋での食事を選べて、費用の組み立て方を、自分で決められます。部屋代を比べるときは、食事をどこでとるかまで、一緒に考えてみてください。ただし、台所があっても、片付けは自分たちの仕事になります。台所は、食費を必ず下げる道具ではありません。使う日と、使わない日を、選べるようにする道具です。どちらが合うかは、旅の過ごし方で決まります。
